「心晶」がお役に立つ10の事

<目次>

「心晶」がお役に立つ10の事

1.墓がない

2.仏壇が置けない

3.遺骨の保管に困っている

4.形見として残したい

5.分骨をしたい

6.手元供養の方法を探している

7.散骨をしても一部を残したい

8.位牌をどうするか迷っている

9.いつまでも家族と一緒にいたい

10.墓じまいを考えている

今回は「1.墓がない」を詳しくご案内します。

1.墓がない

近年、様々な理由でお墓を作らない供養の仕方を選択する人が増えてきています。
現代の日本の法律では、火葬された遺骨であれば、必ずしもお墓を建てて納骨しなければいけない、ということはないのです。
では、お墓がない人、お墓が不要な人はどのように供養したら良いのでしょうか。いくつかの供養方法と、そのメリット・デメリットをご紹介します。

永代供養(納骨堂など)

永代供養とは、様々な理由でお墓参りが難しい遺族に代わり、霊園や寺院が永年に渡ってお墓の維持や管理、供養をしてくれる埋葬方法です。永代供養にかかる費用は一般的には50~150万円ほどで、プランや埋葬方法によって金額が変わってきます。霊園や寺院により17回忌や50回忌までと遺骨の安置に期限を設けていることが多いですが、一般的には33回忌までとされることが多いです。
また、遺骨を骨壷に入れて、一つの建物の中にたくさんの納骨スペースを備えた「納骨堂」といった施設での供養方法もあります。

<メリット>

永代供養のメリットは、お墓の維持管理・供養を寺院や霊園に任せられるので家族の負担が少ないところです。他には墓石代がかからない、管理の手間が少ない、納骨するスペースをあまり必要としないなど、費用が抑えられます。一式料金を払えば、のちの管理費やお布施などを払う必要もありません。
宗教宗派に限らず無宗教でも利用することができます。
お墓の後継者がいない場合でも、寺院や霊園が責任を持って供養をしてくれるので、個人が無縁仏になってしまうこともありません。
檀家になる必要もなく、都心部などアクセスしやすい場所に施設が多いため、法事やお墓参りに行きやすいところもメリットです。

<デメリット>

一定の期間が経つと他の遺骨と同じスペースに合祀され、分骨・改葬ができなくなるところです。

「先祖代々のお墓を継ぐ」という考えの方や信心深い方など、永代供養に強く違和感を持たれる方もいらっしゃいますので、家族や親族の理解を得にくいところもあります。

散骨(海洋散骨など)

自分が亡くなった際、遺骨や遺灰を海や山などに撒く「散骨」を望む方もいらっしゃいます。しかし日本では散骨できる場所が限られており、無断で遺骨や遺灰を撒くことはできません。

<メリット>

お墓が不要のため、購入費や管理費が発生しない。
お墓を継ぐ後継者がいない方に安心。

<デメリット>

比較的新しい供養方法なので、抵抗や違和感を感じる方も多いため、家族や親族の理解が得られない場合があります。
散骨は形に残るものがほとんどないので、個人を偲ぶには散骨した場所や時間を記憶している人が必要で、一般的にイメージするお墓参りができないところです。

自然葬(樹木葬など)

散骨とならび「樹木葬」も近年注目されています。
散骨をした場所に樹木を植えたり、霊園が管理している場所の樹木の周りに散骨をするなど、樹木自体がお墓代わりとなるのが特徴です。管理もしやすく遺族が気軽にお参りでき、心のよりどころがあるといった点で近年注目され始めた埋葬方法です。

<メリット>

自然を扱うため、景観に気を遣っている霊園や施設が多く、一般的なお墓参りのイメージがないところです。
樹木葬で選ばれたシンボルツリーが年々成長していくことで、個人が眠りについてからの年月をシンボルツリーの成長と共に感じることができます。
墓石代なども抑えられます。
樹木葬を実施いている霊園などは都心が多く、アクセスが便利なためお墓参りもしやすいところです。

<デメリット>

自然を扱うため、虫や動物が来るなどの理由でお供え物を置くことができない場所もあります。
そして地域によっては埋葬できる場所や樹木葬を行っている霊園や施設が限られているため、希望をしても実現するとは限らないこともあります。また、自然葬は後から分骨することができないため、トラブル防止のために遺族間でしっかり話し合いをしておく事が大切です。

手元供養(ミニ骨壷など)

遺骨をお墓に埋葬するのではなく、自宅で保管し、供養するといった「手元供養」という選択もあります。その場合、遺骨を骨壷に納めてから白木の箱に入れ、風呂敷に包んで自宅で保管します。場所を取らないミニ骨壷に分骨し保管する方法も、近年の住宅事情に合わせて注目されています。

<メリット>

お墓を建てる費用がいらず、お墓の維持や管理がかかりません。
手元供養はアクセサリーやミニ骨壷といった小さなものに加工して埋葬するため小スペースで供養できます。
デザイン性の高いアイテムもあり、お部屋のインテリアやいつでも持ち歩きができることで、故人をとても身近に感じます。

<デメリット>

比較的新しい供養の形なので、家族や親族の理解が得られない場合があります。
手元供養をしている方とあまり親しくない故人のお知り合いがお墓参りをしたいと考えた場合に、他人の家へ上がる必要があるため、お墓参りをしにくいと感じる方がいらっしゃる場合もあります。

以上のように墓がない、墓を作らない、と言ったことでお困りの方でも供養方法としてはいくつかあります。そのメリットとデメリットを知ってご検討されると良いでしょう。
最も自分、ご遺族、そして何よりも故人に納得してもらえる供養の仕方を選びましょう。
弊社「心晶」の樹脂キューブは、お墓を建てずに供養する方法についてお探しの方におすすめです。

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