<目次>
「心晶」がお役に立つ11の事
1.墓がない
2.仏壇が置けない
3.遺骨の保管に困っている
4.形見として残したい
5.分骨をしたい
6.手元供養の方法を探している
7.散骨をしても一部を残したい
8.位牌をどうするか迷っている
9.いつまでも家族と一緒にいたい
10.墓じまいのメリット
11.墓じまいのデメリット
12.墓じまいの注意点
今回は、「11.墓じまいのデメリット」詳しくご案内します。
11.墓じまいのデメリット
墓じまいは、人生において何度も経験することではありません。
決めなければいけないことや作業がいくつもあり、色々と迷われることでしょう。
墓じまいの流れを事前によく確認して進めていくと、スムーズにできるでしょう。
【親族とトラブルの可能性がある】
墓じまいは、親族間でしっかり話をすることをお勧めします。墓じまいの費用は誰が払うのか、新しい納骨先をどうするのか、などが主なトラブルの原因になります。事前にしっかり話し合うことが大切です。
【離檀料で寺院とトラブルの可能性がある】
離檀料(お布施)とは、今までお世話になっていた寺院に対して、感謝の気持ちとして渡すものです。寺院に支払う離檀料が明確でない、法外な離檀料を提示された、など寺院とのトラブルが発生することもあります。寺院により離檀料はさまざまです。トラブルを防ぐためには、寺院にこれまでの感謝の気持ちと離檀する理由を丁寧に伝えることが大切です。
【永代供養の場合】
永代供養を選択した場合、一定安置期間を過ぎたら最終的には合祀されることが一般的です。合祀とは多数の遺骨が一緒に納骨されることで、そうなった場合、将来的に分骨や改葬を考えた時に先祖の遺骨だけを取り出すことができません。よく理解しておく必要があります。
【墓じまいの費用が高い場合がある】
墓じまいにかかる費用総額はおよそ、30〜300万円程度が相場と言われています。
お墓の解体工事費用は20〜30万円程度で、閉眼供養のお布施は1〜5万円、遺骨の新しい供養先は3〜250万程度と言われています。専門業者に見積もりを依頼しサポートしてもらうことをお勧めします
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まとめ
墓じまいに関わるデメリットの多くは親戚間でのトラブルや、金銭が絡むものが多いようです。墓じまいには様々な手続きや時間が必要になってきます。墓地管理者や寺院に前もって相談をし、離檀や離檀料の件も穏便に話を進めていきましょう。
事前に知っている情報が多い程、トラブル回避がしやすくなります。
次回は「墓じまいの注意点」についてご紹介します。