<目次>
「心晶」がお役に立つ10の事
1.墓がない
2.仏壇が置けない
3.遺骨の保管に困っている
4.形見として残したい
5.分骨をしたい
6.手元供養の方法を探している
7.散骨をしても一部を残したい
8.位牌をどうするか迷っている
9.いつまでも家族と一緒にいたい
10.墓じまいを考えている
今回は、「8.位牌をどうするか迷っている」詳しくご案内します。
8.位牌をどうするか迷っている
位牌とは、故人の戒名・俗名・没年月日・行年(享年)が記された木の札のことです。
位牌は、故人の魂を宿す家のような役割です。故人の魂が位牌に降りてくることで家へと帰ってくることができると言われています。
近年では、継承者がいない、最後の法要、位牌の作り替え、引っ越しや遺品整理など、様々な事情で位牌をどのようにしていくか悩まれる方が増えています。今回は、そのような悩みを例に挙げ、位牌の処分方法や注意点をふまえご紹介していきたいと思います。
継承者がいない場合
近年では、ライフスタイルや家族構成、管理をしていた人たちの高齢化などにより、様々な理由で継承者がいない問題が増えてきています。昔のように仏壇が当たり前だった時代ではなくなってきているため、霊園や寺院が供養してくれる永代供養を選ばれることもあります。その際に位牌のついた永代供養を提案している寺院もありますので、そちらもおすすめです。
最後の法要をする場合
三十三回忌や五十回忌などで最後の法要として「弔い上げ(とむらいあげ)」をすることが一般的とされています。弔い上げ後、故人の位牌は処分し、ご先祖様の位牌と一緒に合祀されるようになります。
位牌の作り替えをする場合
位牌が古くなった、傷んできた、位牌を夫婦連名にするなどの理由から、位牌を作り変えることがあります。その場合古くなった位牌は処分しなくてはなりません。
引っ越しや遺品整理をする場合
引っ越しを機に仏壇や仏具を処分したり、引っ越し先に仏壇を置くスペースがない、遺品整理をするなど、位牌を持っていくか迷い処分することもあります。
まとめ
このように、位牌の処分をするケースと言うのが出てきます。その際、位牌を処分する前にしっかりと確認しておかなければいけないことがあります。
位牌を購入された時に「魂入れ」が執り行われたかということです。
魂入れとは「開眼供養」や「入佛法要」などとも呼ばれています。その魂入れを取り行った場合は必ず「魂抜き」を執り行わなければいけません。
魂抜きとは「閉眼供養」や「遷仏法要」などとも呼ばれています。位牌に宿っている魂を抜くことで故人やご先祖様の霊を天に還せると言われています。魂抜きを執り行わないと、位牌の中に故人やご先祖様の魂が入ったまま処分をしてしまうこととなり、必ず事前に「魂入れ」を執り行っていたかの確認をしましょう。
閉眼供養を終えた位牌はただの板に戻るため、自治体のルールに従って処分することが可能です。ですが、「ゴミとして捨てるのはちょっと・・・」と思われる方も多いと思います。
そんな時は「お焚き上げ」をすると良いでしょう。「お焚き上げ」は、寺院などで位牌や古い仏具などを焼却処分してもらうことです。
もう一つの方法としては、永代供養です。永代供養については、以前に「1 墓がない」でご説明させていただいていますので、そちらを参考にしてください。
今回は、位牌についての処分方法や注意点をご説明しましたが、弊社「心晶」の樹脂キューブは位牌とお墓を兼ね備えています。ご位牌に刻む文字と同様、「戒名・俗名・没年・生年月日」などを記するほか、キューブに刻む文字はご自由に決めていただけます。 家紋や花の絵、また、故人が好きだった言葉、思い出の言葉などを刻むことができます。管理費も一切かかりません。分骨することにはなりますが将来、公な場所に納骨することを考えなければ分骨証明なども必要ありません。
家族や愛した人を残して、先に旅立つ人は皆が無念であり辛いものと思います。ずっと家族と一緒に居たいこれは万人の思いでしょう。故人となればすべてが無となることは誰もが知っていますが、クリスタルメモリー「心晶」と言いう形で、家族とずっと一緒にいる、ずっと遺族を見守っていける、生前にこんな思いを持っていただけるなら、少しでも安らかな人生の終焉を迎えていただくお手伝いにもなるものと存じます。